Uppsala Diary

スウェーデンへの留学を機にブログを開設。帰国後もたまに綴っています。好きなものはチャイコフスキーの弦楽セレナーデと新印象派。

自分らしく輝く道を選択するときに考える問いとは?

先日母校の進路講演会に呼んでいただきました。

せっかくなので、どんなことを考え、何をしたかを残しておこうと思います。

 

どんなことを考えた?

講演を聞きにきてくれるのは中3と高1。

大学受験も視野には入ってきているけど、まだ不安は具体的なものじゃない。

また、自分がどんなこと学びたいかもあんまり分からなくて、夢がないことにちょっと劣等感があったりする。

そんな時期かなと想像しました。

わたしは同じ年くらいのとき、同様に迷走していました。

振り返って見て、このような選択の時期に大切なのは、

・自分の声に耳を傾けること

・自分の猛烈は「好き」を逃さないこと

かなと思いました。

1つ目の背景

「こうした方がいい」という情報っていやでも入ってきますよね。

でもそれはあくまでそう言ってる人にとってであって、自分にとってではない。

そもそも何を選ぶかに正解はない。

どんなに親身になってくれる人でも、他人の人生に責任をとることはできない。

だからこそ、絶対に変わらない「自分は自分である」ということを大切に

自分の声に耳を傾けてほしいと思いました。

むしろそこにしか求めている答えはない。

2つ目の背景

夢がないことは劣っていて、夢があることは優れている。

なんだかいろんな場所でそんな空気を感じます。

でも、それはただのタイミングの問題な気がしています。

大事なのは、「あれ、自分これは時間も忘れて没頭している」とか「この瞬間のこの感覚、ずっと感じていたい」とか

そんな瞬間を逃さないようにしておくことが大事なのかなと思います。

 

何をした?

自分のターニングポイントについて話した上で、生徒のみなさん自身のことを振り返ってもらうワークをしました。

誰かの「こうした方がいい」に振り回されるのではなく、自分の気持ちを汲み取れることが、大学進学に留まらず、いろんな選択の場面で支えになってくれたらと考えたからです。

ワークは特に、大好きな本『LEAN IN』や、内定先からクリスマスプレゼントでいただいた『働く人のキャリアデザイン』を参考にして、

シャインの3つの問いやインポスター・シンドロームについてお話しました。

 

今日贈った言葉が、いつかのみんなの支えになってくれますように。

このタイミングで貴重な機会をいただき、ありがとうございました!