Homestay Day5
*スケジュール
6:30 起床、お母さんにお礼を告げお見送り
7:00 朝食
8:00 子どもと遊んだりテレビを見ながらお父さんとお話
11:30 お昼ごはん
12:30 みんなで犬の散歩
13:30 帰宅、荷造り
14:00 家出発
*いつ決めようが関係ない
この日はお父さんにどうやって結婚を決めたのか聞いてみました。
返って来た答えは
「どれだけ時間をかけて決めようが関係ないと思った。迷っても仕方ない。やってみるしかない。」
みたいな感じでした。
なんでも周りの友人の中には、しばらくお付き合いをしてから結婚しても結局離婚している人もいたそうで、それを見て上のように思ったそうです。
また結婚した方が生活費も安くなるし、子どもが生まれれば政府から援助ももらえる。
そのようなことから出会って割とすぐ結婚されたそうです。
政府から援助が出るということも少しは追い風になってるのかもしれません。
結婚に関してはもうちょっといろんな人の話を聞いてみたい…
なにが決定打なのか?
*全てを知った気にならない
ここまででも何回か出てきましたが、
Swedenの文化を知りたいと思ってホームステイを志願していたものの、
結局わたしはそもそも文化とは何かをちゃんと捉えられていなかったように思います。
そのため収穫としてあるのはこの家族の習慣がメイン。
だけどそれが一番大事なような気もします。
一般的に言われてる文化はきっと本かネット見れば手に入る。
高校生のときに「本当にSwedenって家事分担してるの?!なんでそんなことできるの!?裏目に出てることないの!?」と興味をかき立てられ疑いまくった情報を
この目で見れたこと自体が感無量でした。
このホームステイにどんな意味を与えていくかはこれからのわたし次第ですが。
だからこそ、"Swedenはこう" という伝え方ではなく "わたしが会った人はこうだった" という伝え方を大事にしたいなと思うし
これだけでSwedenの全てを知ったように思い上がったりは絶対したくないと思いました。
*自分の予想を超えたい
これまでの経験からしても、"あのころの自分には信じられないところに来れてる" と感じる感覚が好きみたいです。(自己陶酔?)
だから何って話ですが、記録のために書いておきます。
わたしが立てる未来の自分予想なんてさして高くはないんだろうけど
それでもその積み重ねで目指すような場所で、目指すような人物になっていきたいなあ。
*目的意識と感性のバランス
そしてこれまでは自分の立てた人物像に向かって結構目的をドンと置いて視野を狭めがちでした。
目的をしっかり決めることは大事だし、調査するならなおさら質問項目まで細かく決めるべきだとは思うのですが
それだけだと、その目的以上がないのではないかと思いました。
だからある時点での目標は一応決めておくけれど
経験の間は感性にも同じくらい気を配ってその声を聞き漏らさないように
必要ならば目的だって適宜変えていいくらいの柔軟性を持って
今後の留学生活を過ごしていこうと思いました。
*つながり
今回のホームステイは自分ひとりじゃ到底たどりつけなかったことです。
自分がしたのは「ホームステイがしたいんです!」と言いまくったことくらい…
友人とホストファミリーのみなさんには本当に感謝しています。
そしてもうひとつ、わたしはこのつながっていく感覚も好きみたいです。
自分を応援してくれる人が増え、自分が気にかけたい人が増える。
ひとりで生きてたら知らなかったこと、経験してなかったことを
いろんな人のおかげで得られていることを実感します。
自己肯定感のうちの存在自体の肯定は
このような人のつながりの中で生まれるのかな〜
(もうひとつの存在し続けることへの肯定は自分の努力により生まれると今のところ思っています。)
将来もつながりを生み出せることをしていきたいなと思いました。
* * *
ホームステイで考えたことは以上です!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
Homestay Day4
*スケジュール
12:30 昼食
移動
14:00 職場見学
15:00 街探索(お礼のカード購入)
17:00 アウトレットのお店とのお店
19:00 夕食
21:00 子どもを寝かしつける(お母さんも一緒にちょっと寝ちゃう)
22:00 お母さんのお仕事の話聞く
24:00 就寝
*人としての自立がGender Equalityの第一歩
*柔軟な働き方と余裕
Homestay Day3
*スケジュール
9:00 起床
11:00 森散策
12:30 帰宅
Swedenにルーツを持つ人が冒険するアメリカの番組を教えてもらった
13:30 出発
13:45 教会でのアドベントの儀式
14:30 FIKA
15:30 帰宅
19:00 夕食
20:30 映画
22:30 入浴
*このいのちはどこから来ているのか
森散策のときに聞いた話。
Swedenでは10月の第2週、ライセンス持ってる人はみんなhuntingに行くそうです。
huntingについての規則はは政府が決めており、実施の際は近隣住民で組んだコミュニティで行うそうです。
ホストファミリーが農場も兼業していたこともあって、マザーは
”目の前にあるお肉や牛乳がどこからどうやって来ているのかを知ることはとても大事だ”
と言っていました。
たしかに自分たちで育てたりhuntingしたもののいのちを頂く中では、そういうことも考えるんだろうなあと思いました。
*異文化
しかしそこでわたしは”Sweden最高!”とはなりませんでした。
北海道の人も同じこと言ってそう、と思いました。
また教会でお話を聞いていた時も京都で訪ねたお寺を思い出し、
宗教の違いはあれど、人間を超越したものに頼りたくなったり
感謝を伝えたりするのは一緒だよなあと思い、
結局異文化と言えど作り出しているのは人間でしかないので
突き詰めたら同じことにいきつくんじゃないかと思いました。
そしてわたしが見たものはSwedenの文化というよりその人その人の価値観や生活様式でしかなく、そこに民族ごとの一般的な法則などを見出したところであまり意味はないのかもしれないと思いました。
*ホームにしていく
新しいところにいくのには不安がつきものだけど
4ヶ月前に初めて降り立ったウプサラを今ホームだと思うように
行った先を自分のホームにしていってね、というお話をしてくれました。
自分の力でアウェイをホームにしている人はすごくかっこいいなと思うし
パートナーと一緒に乗り越えている姿はとても柔らかい。
どちらも憧れるけど、自立あってのパートナーなんだろうと思うし
今の期間は前者をつよくするための時間なんだと思います。
ホームにするというのは自分にとって味方だと感じるものにすることかな。
コミュニケーションをとって相手を知る
たくさん歩いて街を知る
そういうことの積み重ねなんだろうな。
生活環境に関しては全く不便していないしこの街は大好きだけど
まだ英語でのコミュニケーションは構えてしまうところがあります。
目標を高くしすぎて届かなさに絶望して嫌になってしまった反省もあるので
現実的な目標を立て、こつこつと積み重ねていきたいです。
あともっとハキハキ喋ろうという初歩的なことも以前より意識するようになりました。
*to be honest
どうして結婚したの?という質問をこの日はマザーに聞いてみました。
返って来た答えは「いろいろ素敵だったけど一番は自分が正直でいれたし、いてくれたから」でした。
前にお付き合いをしていた人は何でもマザーに合わせてくれる人で
長く付き合ったけど相手が疲れてしまったそうです。
自分も好きな人には合わせがちだったことがあるので聞いてて胸が痛かったです。
相手と同じ方向の意見なら素直になることは簡単なんだけど
逆方向のときに素直になることはすごく勇気を必要とするし、
相手が自分で気づくのが一番だろうとか言って伝えることから逃げてしまう。
ホストファミリーの夫婦は、わたしたちの前でも関係なく割と激しめの意見のやりとりをしていました。
「こうだよ」「いや、それはちがうよ」「はぁ…(やれやれ)」みたいな。笑
わたしはそこまで主張通さなくてもいいし、やれやれって雰囲気出したら相手を嫌な気持ちにさせるんじゃないかってヒヤヒヤするけど
一緒に暮らしていくためには必要なのかな
それとも一緒にいるうちにこうなるのかな
夫婦には不思議な力がありそうで、惹かれます。