Uppsala diary

スウェーデンのウプサラ大学に留学中。初海外、福祉大国で感じたこと・考えたことを書いていきます。#gender #sociology #public policy #social welfare #education

Homestay Day2

*スケジュール

  9:00 起床

11:00 散歩

12:00 pepparkakor作り

13:00 昼食

14:00 お菓子の家作り

15:00 FIKA (みんなでゆっくり)

18:00 夕食作り

19:00 夕食

23:00 お父さんの隠れ家見せてもらう

24:00 就寝

 

*文化の背景まで知る

なんでこの話になったのか思い出せないけど、

他の文化を知ったら次は「なぜそうするのか?」を聞くことが大事だとマザーに言われました。

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例えばこの天井から吊られている木は元々パンを乾かすためのもので

それは寒い冬を越せるよう、食糧を長期保存するため。

みたいになぜって聞いてたらだんだん国ごとの人間性にいきつくんだろうな。

それからほとんど毎回疑問に思ったら聞くようにしてたけど

彼らにとっては当たり前のことだから「え、たしかになんでだろう?」となることが多々ありました。

めんどくさい人になるかもしれないけど、今後も大事にしたい収穫のひとつ。

 

 *多様性に触れる機会

大学1回生のころ異文化交流についてどう思うか聞かれたときに、その時は国際交流と近い意味で使われていたけど

『わたしにとっては海外の人と関わることではなく、それ以前に他者との関わりが異文化交流であり、その背景まで理解して受け入れることが大事だ』

みたいなことを小生意気に話した記憶があります。(このときは口だけで行動には移せていなかった)

そして今、自分と違う価値観・バックグラウンドに触れた分だけ、人は他に寛容になれると思っているので、たくさんの違いに触れてそれを受け入れるようになったら人として理想なのかなと考えてました。

 

日本は島国なのも関係していると思いますが、他の国と比べて人の多様性に触れる機会が少ないと感じます。

国や性別、経済的なフィルターを通してマイノリティーと言われる人にわたしはこれまでの実生活で出会わなかったけれど(もしくは知らないままなだけ)

留学で出会った人のほとんどが親戚が外国人と結婚しているとか昔違う国に住んでたとかなんらかのルーツを持っています。

国関係なく日本国内においても多様性は人の数だけあるけれど

手段のひとつとして国が異なる人と関わることも大きい意味を果たすことはたしかだと思います。

明らかに違うし、価値観が違うことが前提だから受け入れやすいのかもしれません。

もしくはそうやって関わる人はそもそも相手について知りたいというスタンスだからかも。

 

言語の教育面や雇用面での体制が整っていない今の日本では

海外の人をどんどん受け入れることに賛成はできないし、同じようになっていくべきだともあまり思いませんが、そんな日本に住んでいるからこそなおさら自分から世界に出て行くという方向は重要だという結論に至りました。

  

*価値観と仕組み

今回のホームステイの最低限の目標としてわたしの中で設けていたのは

・受け入れ先の家族のこれまでと普段の生活の仕方を知ること

・ふたりに、結婚・子育てについての意見を聞くこと

でした。

そしてこの日はホストファミリーと近所の家族が集まってゆっくり話す時間があったのでまず「どうしてみんな家族と多くの時間を過ごすのか?」と聞いてみました。

返って来た答えは「労働時間が週に40時間と決まってるからあとは家族の時間」というものでした。

わたしの予想として「家族が大事だから」といった価値観を提示されるかなと思っていたので少しびっくりしました。少し。

思えば日本人も家族と過ごしたくない訳じゃなくて、単純にやらなければならないものに追われて家族との時間が減ってしまっているだけなのかもしれない。

なぜその週40時間が徹底できるのかというと労働者連合の力が強いからみたいです。

あとは本人たちもその権利を認識してることかな。

 

*人はいかにして親になるのか?

上のようなことを話していたとき、別の部屋で遊んでいた子どもの1人が怪我をしてしまいました。

その子は大泣きしてお父さんに抱っこしてもらっていたのですが

そのときのお父さんの顔が、ついさっきまでわたしたちと話していたときと全く違う表情になっていたのです。

その表情を見てわたしもなぜか泣きそうになりました。

自分が小さいころを思い出したのか、娘に大丈夫だと繰り返し伝え安心させる雰囲気に気が緩んだのかわからないけど…

人が親になるプロセスがとても気になります。